お笑いトリオのインスタントジョンソンのメンバー、じゃいさんが2022年6月5日に自身のYouTubeチャンネルで「破産しました」と発表し、話題となりました。
しかし、実際には破産していないことが後に明らかになりました。
この件では、じゃいさんが渋々と、両親や奥さんに借金をして支払ったと別の動画で語っています。
そもそもの原因は競馬の勝ち馬投票券で高額の配当金を手にしたためでした。
じゃいさんは自身のYouTubeチャンネル「じゃいちゅーぶ」を情報を発信しながら、国へ競馬ファンのために立ち上がりました。
じゃい”WIN5的中で破産⁉ 2022年6月
じゃいちゅーぶ
2022年6月に払戻金に対する巨額の追徴課税を受けて「破産しました」と告白しています。
突然、税務署の人がじゃいさんの自宅を訪れてすべてを調べられたそうです。
じゃいさんは、競馬で勝ったお金は申告をしていたそうです。
馬券のお金の流れ
馬券を購入した人のお金の25%が引かれて、JRAの運営費に15%、そして、10%が税金として国へ払います。
残りの75%を競馬ファンの配当金に充てられています。
説明していた追徴課税の詳細
例、1億円購入した場合に、1億5000万円が配当として当たったので利益は、5000万円。
しかし、税金は1億5000万円に対してかかるそうです。
簡単に言えば、利益の5000万円ー1億5000万円に対しての税金(X)=借金
この際の追徴課税の金額は、利息の含めてマンションを買えるくらいの請求が来たそうです。
裁判も考えたそうです。しかし、相手は国!
裁判も考えたそうです。しかし、時間は最低6年かかる上に相手は国!の為に諦めたそうです。
競馬・競輪などの公営ギャンブルで一時所得は、何万円まで無税?
競馬・競輪などの公営ギャンブルで得た利益は、『一時所得』として年間50万円を超えていれば確定申告が必要になります。
外れ馬券の購入費用は、経費にはならない!
一時所得の場合は競馬のはずれ馬券の購入金額は、経費の対象外となります。
はずれ馬券を買ったことが払戻金の獲得にはつながらないため、利益を得るための経費ではないと判断されます。
つまり、利益の出た分の馬券購入にかかった経費のみが経費となります。
WIN5を的中させたのは一回分だけではなかった。
2022年8月21日(日曜日)、WIN5(特定のレースの5レースの1着を当てるもの)が当たり、9370万6710円
更に過去には2020年12月に川崎競馬で6410万6465円の高額配当も「じゃい」さんは手に入れています。
今回(2022年8月21日)に関しても同じことになることを示唆していました。
WIN5(勝馬投票券)概要
日本中央競馬会(JRA)が販売するインターネット専用の勝馬投票券。平成23年(2011年)4月より始まりました。指定された5レースの1着をすべて的中させることにより配当が貰えるもので1口100円で買えます。
ホリエモンがコメントで、じゃいを応援?
じゃいさんは正式には破産してないこと を語りながら競馬の二重課税問題について、ホリエモン(堀江貴文さん)がコメントをしています。
〇馬券を購入した時点で、約20~25%の税金を払っていることになります。
〇その上で、当たり馬券に関しても再度、一時所得の枠を超えた場合は、じゃいさんのように追徴課税を求められる可能性があると示唆をしています。
じゃいさんに関しては、自分のお金が無くなり、両親や奥さんに借金を負ったことを「破産しました」と表現したようです。
その上で、じゃいさんが決意した税制度を変えたいという思いが、国の税制の方針の変化に繋がれば良いと語っていました。
MKK:未来の競馬税制を考える会で進行中
未来の競馬税制を考える会(MKK)は、競馬を愛するじゃいさん(本名:渡辺隆広)が代表理事を務める一般社団法人です。
現時点では、国会議員へのアンケートを実施するなどして、認識度を図りながら進行中です。
団体の運営費・HP・人件費など費用は年間500万円くらいかかるようです。
こちらの団体には、明石家さんまさんも賛同しているそうです。いつ終わるか解らない戦いを始めています。一人でも多くの賛同者を求めているそうです。今後を見守りましょう。
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