車の事故についてのニュースは絶えることがありません。
そのたびに、私たちは安全運転を心がけたいと強く思います。
しかし、どんなに注意を払っても避けることができない瞬間があります。
そんな時、事故原因の究明に役立つのがドライブレコーダーです。
私自身も、15年ほど前に交差点で車とぶつかった経験があります。
幸いにも怪我はありませんでしたが、その時のことはほとんど覚えていませんでした。
もしドライブレコーダーがあれば、事故の瞬間を記録でき、原因を詳しく確認できたかもしれません。
そこで、私は車を購入してから少し経過した後、カーショップでドライブレコーダーを取り付けました。それ以降、運転に自信を持てるようになりましたが、同時に自分の運転にもっと注意を払うようになりました。
もしあなたもドライブレコーダーの取り付けを検討しているなら、ぜひこの記事を読んでみてください。その効果や注意点などをお伝えします。
ドライブレコーダーとは?
ドライブレコーダーは、自動車に取り付けられる映像記録装置で、運転中の映像を記録します。
主な目的は、事故の瞬間を客観的に捉え、証拠として活用することです。
ドライブレコーダーは、万が一の事故時に保険請求や法的手続きにおいて有力な証拠となります。
また、あおり運転の抑制や安全運転意識の向上にも役に立ちます。
ドライブレコーダーの搭載率
ドライブレコーダーの搭載率は43%(2022.ソニー損保保険発表値)

2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | |
搭載率 | 15.3% | 31.7% | 32.1% | 31.9% | 43.0% | 49.3% |
搭載率が上がっているのが解ります。
ドライブレコーダーのメリット・デメリット
ドライブレコーダーを取り付けた場合のメリットとデメリットは以下のようなことが考えられます。
メリット
〇あおり運転や事故の際に、自分の立場を証明できる
〇駐車中に起こったトラブルの防止や対策ができる(ドライブレコーダーによっては対応できないものもあります)
デメリット
〇車内の音声も録音されるので、プライバシーの問題がある
〇設置場所によっては、視界の妨げになったり、車検に通らなかったりする可能性がある
〇車のバッテリーの消耗や劣化が早まる可能性がある
ドライブレコーダー:どこで取り付けるのがベスト?
手間はかかりますが、取り付けの際に立ち会い、カメラの位置を確認することができれば安心です。
カメラの大きさや角度が視界を遮らないように確認が必要です。
品揃え | 取り付け時間 | 取り付け技術 | 料金(工賃含む) | |
ディーラー(納車前) | 少なめ | 考えなくてよい | 安心できる | 工賃程度は交渉次第で安くなる |
ディーラー(納車後) | 少なめ | それなりにかかる | 安心できる | それなりの工賃が発生する |
カー用品店 | 多い(現物を見れる) | それなりにかかる | 安心できる | 許容範囲の価格 |
自分で取り付ける | web上に多数あり | 不明? | やや不安 | 多少安くできる |
ドライブレコーダーの取り付け作業
車の事故に備えて、私はドライブレコーダーを取り付けることにしました。作業は以下のように進行しました。

内装の一部を外す
作業員が内装を手早く外していきました。見ていて「えー、そこまで外すの?」と驚きました。
配線の手繰り寄せと詰め込み
配線を手繰り寄せたり詰め込んだりしながら、車の内装を少しずつ元に戻していきました。
カメラ取り付け位置の決定
最後に前面のカメラの取り付け位置を決める際、作業員の方に手間を取らせましたが、作業状況を見ることで理解が深まりました。
全体の作業時間は約2時間半で、工賃込みで約4万円程度のものにしました。
ドライブレコーダーの取り付けは、安全運転に向けた一歩となりました。
私が取り付けた感想【まとめ】
ドライブレコーダーの取り付けによって運転時の安心感が高まりました。
そして、万が一の事故やトラブル時にも映像を通して事実確認が可能になったために安心感が増しました。
車の運転は「認知・判断・操作」という3つの行動の連続です。
認知:交通状況の把握・安全の確認(前方・左右・後方)その他、視野に入らない部分の危険予測
判断:どのようにするかの考えを決める(運転動作を自分で判断する)
操作:アクセルを踏む・ブレーキを踏む・ハンドルをきる(車の操作です。)
自動車学校で、学んだことを私たちは無意識の行い、ドライバーは安全運転に努めています。
これを正しく行うことが安全運転の基本ですが、他のドライバーとの関与や予期せぬ状況が生じることもあります。
そのためにも、ドライブレコーダーの取り付けを検討してみても良いと思います。