1932年4月に目黒競馬場で行われて以来、毎年のように開催されている日本ダービー。
その中でも2023年5月28日（日）東京競馬場で開催された第90回（日本ダービー）は競馬ファンの心と歴史に残るレースでした。
正式名称（東京優駿）
競馬に興味がない人でも見た方は、きっと感じることがあったと思います。
いつ何が起こるのか予測がつかない人生を物語るような出来事が多数ありました。
このレースでは、輝くヒーロー（勝者）タスティエーラと不運なヒーロー・スキルヴィング（レース終了後死亡）がいました。
レース後に亡くなった競走馬スキルヴィングは騎乗のルメール騎手が安全に下馬できるように苦しいながらの耐えていたようにも感じました。
騎乗のルメール騎手の馬を気遣う様子も心を打ちました。
記憶に残る日本ダービー 2023年
第90回（日本ダービー）結果と払い戻し内容
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気順 | 騎手 |
| 1着 | 12 | タスティエーラ | 4 | D.レーン |
| 2着 | 5 | ソールオリエンス | 1 | 横山武史 |
| 3着 | 11 | ハーツコンチェルト | 6 | 松山弘平 |
| 4着 | 1 | べラジオオペラ | 9 | 横山和生 |
| 5着 | 15 | ノッキングポイント | 15 | 北村宏司 |
| 6着 | 3 | ホウオウビスケッツ | 16 | 丸田恭平 |
| 7着 | 13 | シーズンリッチ | 14 | 戸崎圭太 |
| 8着 | 14 | ファントムシーフ | 3 | 武豊 |
| 9着 | 10 | シャザーン | 5 | 岩田望来 |
| 10着 | 7 | フリームファクシ | 12 | 吉田隼人 |
| 11着 | 18 | サトノグランツ | 7 | 川田将稚 |
| 12着 | 8 | メタルスピード | 13 | 津村明秀 |
| 13着 | 16 | パクスオトマニカ | 17 | 田辺裕信 |
| 14着 | 4 | トップナイフ | 10 | 横山典弘 |
| 15着 | 9 | グリューネグリーン | 18 | 石川裕紀人 |
| 16着 | 6 | ショウナンバシット | 11 | M.デムーロ |
| 17着 | 2 | スキルヴィング | 2 | C.ルメール |
| 中止 | 17 | ドゥラエレ―デ | 8 | 坂井琉星 |
| 単勝 | 12 | 830円 |
| 複勝 | 12 | 200円 |
| 複勝 | 5 | 120円 |
| 複勝 | 11 | 380円 |
| 枠連 | 3-6 | 560円 |
| 馬連 | 5-12 | 690円 |
| 馬単 | 12-5 | 2,330円 |
| ワイド | 5-12 | 360円 |
| ワイド | 11-12 | 1,970円 |
| ワイド | 5-12 | 820円 |
| 3連複 | 5-11-12 | 4,700円 |
| 3連単 | 12-5-11 | 29,810円 |
日本ダービー（開催セレモニー）
新型コロナウイルスの分類が変更されたことにより、会場の東京競馬場には、多くの競馬ファンが集まりました。
３年ぶりに観客を迎えてのセレモニー（国家斉唱）は、歌手の『石井竜也』さんが務めました。
日本ダービー；レース開始直後、いきなりのアクシデント
出典：「日本ダービー 2023 落馬」の検索結果 – Yahoo!検索（画像）
ファンファーレが鳴り響き！競走馬は一頭ずつ順調に、ゲートへすべての馬が順調に入りました。
『ガチャン！』とゲートが開きスタートした途端、17番ドゥラエレ―デがつまずき坂井琉星騎手の落馬からはじまりました。
幸い、ケガはしなかったようです。
次のレース、目黒記念に騎乗しています。
このシーンでも、一つ間違えば！
大きな事故になった可能性があるシーンでした。
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カラ馬（人が乗っていない馬）のドゥラエレ―デを含めて18頭は走りゴールを目指します。
ゴールに向かいながら騎手と競走馬（サラブレット）がコンタクトを取りながら、レースは展開していきました。
直線に入るまで、16番パスクオトマニカが単独で先頭を走り、リードを保っていましたが、直線に入ると後続が迫ります。
人気どころが迫り、襲い掛かり激しい戦いの末に、D.レーン騎乗のタスティエーラが勝利をおさめました。
めでたく90回目の日本優駿（日本ダービー）馬が決まりました。
不運なヒーロー：スキルヴィング
出典：「日本ダービー 2023 ゴール」の検索結果 – Yahoo!検索（画像）
レースが終了した後に待っていたのは、まさかの出来事でした。
C.ルメール騎乗の2番スキルヴィングがゴール入線後に倒れたのです。
この際に、C.ルメール騎手が安全に降りるまでスキルヴィングが耐えていたようにも感じます。
急性心不全を発症して死にました。
馬を降りた後、C.ルメールが寄り添うシーンが印象的でした。
記憶に残る日本ダービー；まとめ
90回目の日本優駿（ダービー）時間にすれば、2分25.2秒が勝馬のタイムでした。
大差で敗れたスキルヴィングも2分30.3秒でゴールをしています。
歴史ある日本優駿（ダービー）やその他のレースで、こんなにアクシデントがあったレースをみた記憶はありません。
今年のJRAのキャッチフレーズ『HERO IS COMING』ヒーローがやってくるまさに、明暗をわけたヒーローが誕生しました。
輝くヒーローがいれば、不運のヒーローも存在します。
未来のあった競走馬（サラブレット）スキルヴィングの冥福（めいふく）を祈ります。
そして、今後も誕生するヒーローに期待をしましょう。
おとなの遊び『HERO IS COMING.』➡ヒーローがやってくる！
