宮城県塩竈市出身のシンガーソングライター、asariさんをご存じですか?
彼女は「塩竈の歌姫」として知られています。
震災当日、地震と津波の凄まじさを体験し、職場から家まで約2時間かけて歩いて帰ったそうです。
現在、asariさんは東京を拠点に活動をしています。
この曲『塩竈桜』は、彼女がシンガーソングライターとして活動を始めた当初の曲です。
毎年3月11日には、震災に関するメッセージをTwitter(X)で発信を継続しています。
そんな歌手asariさんの魅力とその歩みを綴った記事です。
歌手・シンガーソングライター「asari」(あさり)
宮城県塩竈市出身の歌手・シンガーソングライターで、2019年2月に、若草恵作曲「五歳の夏の日」で念願のメジャーデビューをしています。
この曲は2012年にリリースされた彼女のファーストシングルです。
2011年より芸名asari(アサリ)として活動を開始しています。
歌手asari公式ホームページ (utauasari.com)
塩竈桜「オリジナル曲」
「塩竈桜」の歌詞には、地元の桜の特徴である「遅咲きの桜」が強調されています。
「遅くてもいいから満開の笑顔を咲かせよう」というメッセージが込められているのです。
映画『救いたい』の挿入歌にも
全国公開された映画「救いたい」の挿入歌にも選ばれました。
映画の約40分付近のおでん屋でのシーンで曲が流れました。
歌手asari(曲を紹介)
・塩竈桜(2012年)
・恩送り(2012年)
・魂の歌(2015年)
・五歳の夏の日(2019年)
・命のバトン(2020年)
震災体験:Twitter(X)2023年
あの日生かされた自分に胸を張れる自分であるように。私は歌い、生きるんだ。
— asari(あさり)🎙🦄✨ (@utauasari) March 11, 2023
私の2011年3月11日。
⇒ https://t.co/Mh9b7sb8e1 #アメブロ @ameba_officialより
毎年、3月11日に彼女は投稿をしています。
塩竈桜「国の天然記念物」
この桜はサトザクラ系の八重桜の一種で、例年5月上旬に満開になります。
「鹽竈(しおがま)神社境内」にある31本は「国の天然記念物」に指定されています。
東日本大震災:2011年3月11日
2011年3月11日14時46分ごろ、三陸沖の太平洋を震源とする巨大地震が発生しました。この地震の規模はマグニチュード9.0でした。
被害を大きくしたのは、激しく長い揺れの後に襲ってきた10メートルを超える大津波です。津波は岩手県、宮城県、福島県、茨城県などの太平洋沿岸を中心に次々と押し寄せました。
さらに、「東京電力福島原子力発電所」も大きな被害を受けました。
塩竈の歌姫:まとめ
asariさんの歌に魅了されたのは、東日本大震災から1年後のことでした。
当時、彼女と一緒に塩竃に行った際、偶然にもあさりさんのライブが行われており、「塩竈桜」と「恩送り」を聞きました。
その場で「塩竈桜」のCDを購入し、あさりさんにサインをもらったことが、私がasariさんを知るきっかけとなりました。個人的に応援している歌手です。
現在はまだ知られていない方も多いですが、いつかはユーミン(松任谷由実)のように、日本中で認知される日が一日も早く来ることを心から願っています。