オセロゲームは日本で誕生してから約50年が経過しています。
ルールはシンプルなので、小学生からお年寄りまで親しまれるゲームです。
わたしが覚えたのも小学生時代でした。
いまやオセロは一人でやるのが当たり前になって、アプリがあればどこでも楽しめる時代になりましたが、相手との駆け引きが楽しめないのが少しさびしく感じます。
そんなオセロの基本ルールと歴史に触れると共に、2023年まで名前のなかったオセロの印の命名についても紹介します。
オセロゲーム基本の遊び方(ルール)
出典:オセロ板名称 – Bing images
- ゲームの基本: 8×8=64マスのボードで、白と黒の石を使ってプレーします。
- 初期配置: 左上・右下が白、右上・左下が黒の配置でゲームが始まります。
- 図のボックスd4・e5が黒、d5・e4が白
- 先行: 黒が先行です。
- プレーの進め方: 石を挟んで石をめくりながら交互に進めていきます。
- 挟める場所は縦、横、斜めです。
- パス: 挟むところがない場合はパスになります。
- ゲーム終了: 両者ともパス状態の時はゲーム終了になります。
- 空いた分のコマの数は勝者の方に加算されます。
- 勝敗: 石の数が多い方が勝ちになります。
オセロ誕生の歴史 (原型は囲碁)

オセロの原型が生まれたのは、戦後直後の1945年9月のこと。
第二次世界大戦の大空襲で燃え尽きてしまった水戸中学校(現・茨城県立水戸第一高等学校)の青空教室に通っていた、故、長谷川五郎さんが短い休憩時間(10分間)に友人と遊ぶために、碁石を使い思いついた遊びでした。
原型は囲碁となります。茨城県水戸市で誕生。
オセロ制作と誕生まで
長谷川五郎さんが会社務めをしていた時に、かつて生み出した遊びを思い出し、牛乳びんのフタで石をつくって、試作品を玩具メーカーに持ち込みました。
試作品は考案者の長谷川五郎さんが3枚貼り合わせたフタに黒紙を貼り付けて製作しました。
その企画がとおり、1973年4月29日に登録商標『オセロ』で販売が始まりました。
オフィシャルオセロの石サイズは約35ミリです。
(発売当時から同じサイズ)
ボードゲームの世界的定番となったオセロは、現在は株式会社メガハウスから発売されています。
オセロ『しるし』名前がなかった!
#オセロ発売50周年
— 【メガトイ】おもちゃのメガハウス (@MegaHouse_toy) April 28, 2023
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※わたしも応募しましたが、『なんて書いたか忘れてしまいました…』
オセロのしるし:名前が決定、正式名称(しし丸)
\#オセロ のしるし /
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〆切:2023/6/6 (火)21:00まで pic.twitter.com/RKZK5gOQ8I
2023年に『4X4丸』しし丸という名前が決まりました。
最もらしいネーミングで納得しました。
マインドスポーツとは?
マインドスポーツとは、身体を使わず、頭を使って戦うスポーツのことです。
代表的な協議には、『囲碁・将棋・チェス・ポーカー』などがあります。
そこに『オセロゲーム』も含まれます。
一手の打ち方でゲームに流れが大きく変化し、自分の『知識・判断力・戦略』が勝敗を左右します。
国際オリンピック委員会では、マインドスポーツの国際競技団体も加盟・承認しています。
もしかしたら、オリンピックの正式競技になるかも知れませんね。
日本オセロ連盟 (一般社団法人)
一般社団法人 日本オセロ連盟 (othello.gr.jp)
設立目的:平和的文化的要請の応え、頭脳スポーツとしてオセロゲームの普及発達を図り、人類文化の向上発展に寄与する。
活動指針:本連盟の主催する各種大会を通じてプレーヤー相互のより良質なコミュニケーションを図ると共にマスコミに対する広報活動、教育現場・各種施設におけるボランティア活動、講演活動等を通じて普及に努める。

オセロをする世界人口
世界各国で子供から老人まで様々な人によってプレイされていて、世界のオセロ競技人口は約6億人と推計されています。
オセロは遊びであると同時にマインドスポーツの一つとしても知られています。
最も大きな大会は、1977年から毎年開催されている世界オセロ選手権です。
奥が深いオセロゲーム
時代は変化しても、オセロの楽しさ・奥深さは変わることなく、現在でも子供からお年寄りまで親しまれ続けています。
アプリでも構わないのでチャレンジしてみてください。
人生もオセロゲームのように一発逆転のチャンスがどこかにあると自分は信じています。
それを教えてくれたのが『オセロゲーム』でした。
その勝者になれるように、いろいろ遣れることはチャレンジをしましょう。
目指せ!『マインドスポーツ』日本代表。
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