投資の神様と言われるウォーレン・バフェット氏は93歳を迎えましたが現在も、現役で投資を行っています。
彼がどのようにして、長年にわたって驚異的な投資成果を上げてきたのか、その秘訣を探ってみましょう。
ウォーレン・バフェット
引用元:ウォーレン・バフェット – Bing images
1930年8月30日生まれの93歳です。(2023年11月現在)
グローバルファイナンシャルスクール(GFS)作成の武田鉄矢のお金(投資)の授業3限目で、ウォーレン・バフェット氏のことを話に出ていました。
その際に、『彼は50代から日本円にすると9兆円近くの資産を投資によって築いた人物です。』と語られていましたが、幼い時から、その素質があったようです。
ウォーレン・バフェットの両親・兄弟
父親:ハワード・バフェット
小さな株式仲介業を経営していて、誠実な人柄で信頼を勝ち取りました。
教育方針は何かを言葉で教えると言うよりも常に見本となる行動をして、見せると言うやり方のようでした。
母親:レイラ・バフェット
慢性的な頭痛に悩まされていて、その度に厳しく𠮟られるので、母親の存在は、怖い存在だったと、ウォーレン・バフェット氏がのちに語っていたようです。
姉:ドリス・バフェット
妹:バーティー・バフェット
ウォーレン・バフェットが勉強した本
「1000ドルを稼ぐための1000の方法」を暗記するほど読んだそうです。
それを基にして、6本入りのコカ・コーラを購入して利益を上乗せして他の学生に売ったりしました。
「1000ドルを稼ぐための1000の方法」詳細
「1000ドルを稼ぐための1000の方法」は、
F・C・ミネイカーが1936年にダートネル社から
出版した本です。
この本はウォーレン・バフェットが11歳の時に読んだと
言われています。 11歳のバフェット少年が理解していた「複利」の絶大な効果 | バフェットのマネーマインド | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)
ウォーレン・バフェット:子供の頃
1944年(14歳)にワシントンポストの新聞配達から
始まりました。その利益で、ピンボールマシーンを購入して
近所の理髪店に設置して、その利益で台数を増やして
更に利益を出したそうです。
家庭の都合で、引っ越しの際にそのピンボールビジネスを
1200ドルを超える金額で売却したそうです。
ウォーレン・バフェット高校を卒業した時点で、お金持ち?
高校を卒業した時には、5000ドルを貯めていました。
現在のお金ならば、5万ドルに値するようです。
ウォーレン・バフェットを育てた人物
ベンジャミン・グレアム氏です。(1894年5月9日~1976年9月21日)
「バリュー投資の父・ウォール・ストリートの最長老」と言われることもあります。
当時、給料はいらないから雇ってくれとグレアム氏の投資会社で働きました。
ここで、一つの株に集中投資はせずに分散投資の理論などを学んだそうです。
若き投資家、誕生:分散ではなく集中投資
資金力ができたウォーレン・バフェット氏は、恩師の教えに背き分散投資ではなく、好機とみれば一転突破的な集中投資の手法に切り替えてから、わずかの期間の1962年(32歳)で、億万長者の仲間入りをしました。
そんなウォーレン・バフェットにも失敗が
バークシャーハサウェイの株に目を付けて買い始めて、そのオーナーと交渉を交わして、株を買った際に内容が違うことに激怒して、その会社の株をすべて購入して、そのオーナーを解雇しました。
しかし、その結果、投資とは失敗経験にあたると語っています。
しかし、この失敗から大きな経験と繋がったようです。
新たな友人の登場(投資手法の変化)
初期のウォーレン・バフェット氏の投資法は、通称(吸い殻投資法)と呼ばれるものでした。【誰にも見向きもされない銘柄に投資すること】
チャーリーマンガー氏(1924年1月1日生まれの99歳)2023年11月現在との出会いで見つけ出した投資法は、複利に目を向けた物でした。
(優良企業を長期的に保有する投資スタイルです。)
2023.4月中旬ウォーレン・バフェットが来日
(YouTube:SBI公式チャンネル)2023.4月中旬撮影(詳細)
そのウォーレン・バフェット氏が日本に自ら(みずか・ら)来日して商社の経営者と話をして行ったそうです。
今回、日経新聞のインタビューを受けて、その際に日本の商社株を買い増ししたと発表したそうです。
アメリカで潰れたシリコンバレー銀行を筆頭とするその他の銀行、すべての買収先が決まったことにより、銀行利用者には大きな悪影響は防げたとも話がありました。
このことにより、代表的な4銘柄(日経225)などが上昇しているそうです。
過去にも、2020年8月30日(90歳)の誕生日に日本の株を買ったと発表した後に、彼の購入した株価が上昇したそうです。
成功の秘訣:拘り過ぎない投資 手法
ウォーレン・バフェット氏を育てた人物、ベンジャミン・グレアム氏の教えだけを誠実に行っていた場合、現在の成功はなかったでしょう。
ここぞと言う時には、自分を信じて進むことの難しさと大切さを教えて貰えました。
投資やお金に関することが詳しく書いてある書籍です。
興味が湧いた方は読んでみてください。
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