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日本初のまんが『なまくら刀』無声映画の楽しみ方はパントマイムと同じ?

まんがのアイキャッチ

日本の動くまんがを語る上で、欠かせない作品といえば『鉄腕アトム』。

しかし、私が生まれる前のまんがなので、もっと古い作品があるのかも?

と興味が湧き、調べてみました。

その結果、さらに古いアニメ作品が存在していました。

それが「なまくら刀」という作品です。

この作品は無音で、まるでまんがのパントマイムのようなイメージでした。

なまくら刀とは?

『なまくら刀』(別名:「塙凹内名刀之巻(はなわへこないめいとうのまき)」)は、1917年に公開された日本初のアニメーション映画とされています。

この作品は、漫画家の下川凹天(しもかわ おうてん)によって制作されました。

当時のアニメーション技術はまだ発展しておらず、手描きの絵を一枚ずつ撮影するスタイルで作成されていました。

出典:なまくら刀 – 検索 画像 (bing.com)

そのアニメに声はあったのか?

気になるのが、1917年(大正6年)には、まんがに声が入っていたのかという点です。

当時はまだ音声を映像に取り込む技術はなく、無声映画として制作されました。

音楽や効果音もなく、絵だけで物語が進行し、観客は映像を見ながら、それぞれの解釈でストーリーを楽しんでいたようです。

まるで、まんが版のパントマイムと言えるでしょう。

その放映時間やジャンルは?

『なまくら刀』は、ジャンルとしてはコメディに属します。

物語は約4分の短編で、明治時代の侍の日常をコミカルに描いています。

作品の簡潔な内容

「なまくら刀」は、主人公の侍が刀を求めて奮闘する様子を描いたストーリーです。

彼は立派な刀を手に入れることを夢見て町に出かけますが、結局手に入れたのは切れ味の悪い『なまくら刀』。

その刀で試し切りをしようとしますが、様々なハプニングに見舞われるというコミカルな展開が笑いを誘います。この作品は現在でもYouTubeなどで視聴可能で、歴史的価値のある貴重な映像として楽しめます。

まとめ

日本最古のアニメは鉄腕アトムだと思っていたわたしは、『なまくら刀』の存在を知ってとても興味が湧きました。

アニメやまんがのジャンルは本当に多岐にわたりますが、歴史を振り返り調べてみると、当時の技術や文化、そして人々の娯楽の楽しみ方が見えてきます。

『なまくら刀』は放映されてはいませんが、お試し期間を利用してユーネクストでいろいろな作品をご覧いただけます。

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