アニメ『ルパン三世』声優の歴史！バトンは山田康雄から栗田貫一へ

『ルパン三世』の声と言えば、多くの人々が「クリカン」の愛称で親しまれる栗田貫一さんを思い浮かべるでしょう。

彼の軽快な語り口と、どこか憎めない泥棒紳士の声は、もはやルパン三世そのもの。

しかし、初代ルパン三世の声は、山田康雄さんの深みのある渋い声でした。

山田さんの突然の逝去は、多くのファンに衝撃を与えましたが、1995年の映画『ルパン三世くたばれ！ノストラダムス』から、栗田貫一さんがルパン三世の役を引き継ぎました。

この記事では、アニメ『ルパン三世』の声優陣の変化の歴史を紹介しながら、山田康雄さんからバトンを受け継いだ二代目栗田貫一さんの苦悩についての振り返ります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

初代ルパン三世の声優：山田康雄

1971年（昭和46年）から亡くなるまで、山田康雄さんがルパン三世を担当していました。

明るい声質や人柄だったために、ルパン三世のキャラクターにぴったりと、はまりました。

また、山田さんはクリント・イーストウッドなどの吹替えや、『お笑いスター誕生』の司会も務めていました。

出典：「山田康雄」の検索結果 – Yahoo!検索（画像）

出典：「ルパン三世栗田貫一　公式」の検索結果 – Yahoo!検索（画像）

NORI

これは運命or偶然すべて

昭和で表すと３ならび

まるで、ルパン三世を

演じることが定まっていた？

1995年公開映画『ルパン三世くたばれ！ノストラダムス』からルパン三世を演じています。

先代の山田康雄が急逝（きゅうせい）したことにより『ものまね番組』で『ルパン三世』をしていたことが起用のキッカケでした。

栗田貫一さんのものまねで特に、印象的なのがもしもシリーズでした。

具体的には、もしも、郷ひろみが『ミンミンゼミ』だったら、細川たかしが『救急車のサイレンだったら』、志村けんが『白バイのサイレンだったら』等などたくさんのバリエーションがあり笑いをとっていました。

出典：「ルパン三世」の検索結果 – Yahoo!検索（画像）

1971年（昭和46年）に初めて放送された原作

「モンキーパンチ」のアニメ作品です。

【共通した基本的なストーリー】

アルセーヌ・ルパンの【孫】で大泥棒のルパン三世と仲間の次元大介・石川五ェ門・峰不二子の逮捕に執念を燃やす銭形警部と繰り広げストーリーです。

いつもルパンは謎の女、峰不二子に振り回される展開に～それに呆れながら次元・五ェ門が最高のタイミングで登場します。

そして、映画、テレビ共に最後は、主人公である「ルパン三世」が、「じゃなぁ～とっつあん」と言いながら立ち去る展開が定番。

次元大介を演じてきた小林清志さんが88歳で勇退を

発表したことにより全員が入れ替わりました。

その小林清志さんは翌年89歳で亡くなっています。

ルパン三世やその他のキャラクターは全く衰えを知りません～

因みにルパン三世のジャケットは何色が好きですか？

私は迷わずの『赤』です。

このイメージが強いのは、TV第２シリーズが155話もあったからでしょう。