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「漢字」を日常的に使うのは日本と中国だけ

「漢字」は、私たちが小学生の頃から学び始める非常に奥深い文字文化です。

これらの漢字の複雑さは、部首や画数の多様さ、さらに音読みと訓読みという異なる読み方に如実に現れています。

多くの人が漢字を読むことはできても、書くことの難しさを感じているのではないでしょうか。

私自身もその一人です。(-_-メ)

世界には漢字を使用する国がいくつか存在していますが、日常生活において漢字を頻繁に使っているのは、日本と中国だけとなっています。

この記事では、当サイトの「志(こころざし)」とキャッチフレーズにある「叶う」という漢字にスポットを当ててみました。

志(こころざし)とは?

「志」という漢字は、「心の向かうところ」を意味します。

言い換えると「目的」と同じ意味です。

漢字の上部にある「士」は、もともと「之」という字が使われており、「行く」という意味があります。

「士(之)」と「心」を組み合わせることで、「心が行く→心が突き動かされるところ」という意味に変化し、「志」という漢字ができました。

この漢字は、自分の気持ちが向かうところ、つまり「内から発露される強い気持ち」を表しています。

志:読み方

  • 音読み:し
  • 訓読み:こころざ(す)・こころざし

基本情報

  • 画数:7画
  • 部首:心(こころ)
  • 学習時期:小学5年生頃

意味

  • 音読み:書きしるす(例:三国志)
  • 訓読み:心がある目的に向かって動く、目的、めあて、こころざす、信念

使用例

  • 志向
  • 志望
  • 寸志
  • 闘志
  • 宿志
  • 大志
  • 意志
  • 志願
  • 志操
  • 厚志
  • 素志
  • 同志

「叶う」の意味

「叶う」という漢字は、「会う」「願いどおりになる」という意味を持ちます。

読み方

  • 音読み:きょう
  • 訓読み:かな(う)

基本情報

  • 部首:口部
  • 画数:5画
  • 学習時期:小学3年生頃
  • 「叶う」は「かなう」「合う」「調和する」という意味があります。
  • 漢字の構造は「口に十」です。

「叶う」:この言葉の注意すべき点

「叶」にマイナスを足すと「吐く」になります。

漢字って奥が深いですね。

「叶う」という文字にはもう一つの考え方もあります。

日本と中国の漢字の使い方の違い

日本と中国では、同じ漢字が使われていても、その意味や使い方には微妙な違いがあります。

例えば、日本語の「手紙」は中国語では「ティッシュ」や「トイレットペーパー」を意味し、「湯」という言葉は「スープ」を指します。

また、日本では「走る」というと「走る」ことを意味しますが、中国語では「歩く」を表します。

日本人は、漢字、ひらがな、カタカナという三つの文字種を巧みに使い分けることで、同じ言葉でも異なるニュアンスを伝えています。

学びは、どんな年齢でも始められるものです。

AIの普及により便利な世の中になっていますが、心を込めた文章というのはやはり伝わり方が他とは違うと感じています。

時には辞書を調べてみることで新たな知識を得ることもあるのではないでしょうか?


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