羽根物と呼ばれるレトロなパチンコ台を振り返ります。
これらの機種は1991年、約30年前のパチンコ台です。
それまでは、一回の大当たりの最大継続ラウンドは8ラウンド、賞球数の払い出しがオール13個で、パンクせずに完走すると550~800個の出玉が得られました。
それに対して、1990年の風営法改正で誕生した新機種は最大継続ラウンドが15R、賞球数の払い出しが7&15個となり、完走すると平均1700~2000個の出玉が得られました。
これにより一回の大当たり出玉が大幅に増えました。
しかし、その分、大当たりの難易度は上がりましたが、
シンプルながらも迫力あるゲーム性は羽根物独特の魅力がありました。
大量出玉でパチンカーを魅了した羽根物『3選』
●ニューモンロー【西陣】
●サンダードラゴンGP【SANKYO】
●ニューヨーカー【平和】
ニューモンロー【西陣】
出典:「ニューモンロー パチンコ 西陣」の検索結果 – Yahoo!検索(画像)
この機種は、セクシーな女性(2頭身)を大役物としていて、
普段は服を着ていまするが、大当たり中は服が脱げて
(女性はオールヌードになる)その際に、Vゾーンをサポートする
ルート役物になりました。
左側にある『GO』チャッカ―入賞で、センター下部の電チューが1秒間開放、
タイミングよく球を拾えば、羽根が2回開閉して、
その1回目の時に役物に球が入ると大当たりしやすいゲーム性でした。
左右にある1チェッカーで当たることは殆どありませんでした。
また、「ニューモンローP-2」というバージョンも存在しました。
スペック&ゲーム性
賞球 | 7&15 | 平均出玉 | 約2000個 |
最高継続 | 15ラウンド | 最大貯留 | 9個(10カウント) |
サンダードラゴンGP【SANKYO】
通常時は、役物内で常に左右に動く砲塔とVゾーンを囲む透明の突起物により
Vゾーン入賞が非常に難しく当たりにくく、その反面、多数貯留による継続率・
完走率の高さと出玉の多さから、打ち手を引き付ける機種でした。
ポイントは、大当たり中に中央に1個目の貯留をきちんと乗せるかがラウンド
継続のカギを握る台でした。
出典:「サンダードラゴンGP」の検索結果 – Yahoo!検索(画像)
スペック&ゲーム性
賞球 | 7&15 | 平均出玉 | 約1900個 |
最高継続 | 15ラウンド | 最大貯留 | 8個(9カウント) |
ニューヨーカー【平和】
出典:「ニューヨーカー パチンコ」の検索結果 – Yahoo!検索(画像)
役物が『ザ・トキオ』は東京タワー、そして『ニューヨーカー』は役物が
自由の女神に変わりましたが、ゲーム性は同じでした。役物内で回転する
自由の女神が正面を向いた時に一瞬、静止してそのタイミングで入賞した
球がVゾーンへ入れば大当たり違うのは大当たり出玉でした。
スペック&ゲーム性
賞球 | 7&15 | 平均出玉 | 約2000個 |
最高継続 | 15ラウンド | 最大貯留 | 3個(10カウント) |
新要件(91年基準)
1990年8月30日に国家公安委員会規制『遊技機の認定及びに形式の
検定に関する規制』が改正されて10月に施行されました。
詳しくは触れませんが『最大の出玉・継続回数・遊技機の分類や細かい
変更など』がありました。それにより誕生した機種です。
まとめ
約30年前のレトロでも魅力的でインパクトがあった機種を個人的に厳選して『3機種』を取り上げてました。
幾度となく行われている国家公安委員会の規制変更で『パチンコ・パチスロ』は幾度となく変化をしてきました。
その度に打ち手やパチンコ店、そしてパチンコメーカーに負担がかかるのは避けられないでしょう。
しかし、完全に無くならないのがパチンコとパチスロです。
やはり、100円玉500円玉で気軽に遊べた時代が懐かしく思えます。
基本は、ほどほどに楽しむ『大人の遊び』です。
しかし、その上で絶対必要なことがあります。
それは、意志の強さです。たとえ娯楽であっても、人間の心理として勝ちたいと思うのが自然です。
そこをうまくコントロールするためには、メンタルの強さと、「まだ明日もある」と割り切る気持ちが必要です。
それを解りやすく説明しているのが、インスタントジョンソンのじゃいさんの書籍『稼ぐメンタル ギャンブルで勝ち続ける「ブレない」心の作り方』です。
一度読んでみてください。人生にも役に立つ内容が書いてありますよ。
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